2月12日に、Android版のApple TVアプリがリリースされて、AndroidでもApple TV+やMLS
アプリのリリースをAppleだけでなく、Googleの
Apple TVアプリ、Android向けの提供を開始 - Apple (日本)
Apple TV app now available on Google Play store
Androidタブレットで使ってみた
手持ちの8インチタブレット
まずは、Playストアからアプリをインストールします。
いつもの手順です。もしかすると、端末チェックが入っているかもと考えましたが、iPlay 50 miniでは問題なくインストールできました。
Apple TV - Google Play の Android アプリ
インストール後は、既存のApple IDでサインインします。
Android版にはApple版と違い、映画の購入やレンタルをする機能がありません。よって、購入済みのコンテンツをAndroidデバイスで楽しむことはできません。しかし、サブスクリプションを前提とした作りで、シンプルで分かりやすいものになっています
次に、Apple TV+に加入済みのユーザーの扱いです。
先でも触れたように、筆者はApple Oneに加入しているので、少し変則的なユーザです。しかし、手持ちのApple IDでサインインするだけで、問題なくApple TV+が楽しめました。
トラブルでも発生すれば原稿ネタにもなりましたが、ノートラブルでコンテンツを楽しめるところまで行きつきました。サブスクリプションに登録していない場合は、Playストア経由で900円/月の支払いになります。
Apple版との違い
それでは、Apple版のアプリとの違いを見ていきます。
まず、配信コンテンツです。
コンテンツの説明欄には、Apple版と同じ4KやDolby AtmosやDolby Vision対応を示すタグがあります。これらは、再生環境さえ整っていれば、よりリアルな映像や音声が楽しめるはずです。
ためしに使ったiPlay miniのディスプレイはFHDで、まずまずの表示品質ですが、スピーカはモノラルで低音がスカスカなので、音はまったく期待できません。
ホーム画面は、iOSのそれと同じデザインで、一度でも使ったことがあれば、コンテンツを楽しむことに集中できます。再生画面も同様です。どちらも凝ったことをしていないので、iPlay 50 miniのような非力なタブレットでも難なく使えます。
次、コンテンツのダウンロード機能です。
Android版でも同じ機能が実装されています。ダウンロードしたコンテンツは、ハンバーガーメニューの
コンテンツのキャスト機能も見ていきます。
Apple版では、AirPlayを使ってApple TVやデスクトップへキャストする機能があります。Android版では、この機能が省かれています。よって、大画面にキャストしてコンテンツを楽しみたいと考えている場合は注意が必要です。
最後、Android版で観ていた続きを、macOS版のApple TVで観るといったことは当然できるのでご心配なく。ここに隔たりはありません。
コンテンツはどうなのか?
Androidでも、最近シーズン2が始まって話題の
映画では、映画館まで足を運んだ
Apple TV+のドラマシリーズは、他のサービスでは観れない秀作揃いで、先で挙げた以外に
これらと比較すると、映画シリーズには物足りなさを感じます。また、コンテンツ数もNetflixなどと比較すると段違いで少ないのです。混じり気のない純Androidユーザは、7日間の無料トライアルが用意されているので、これで見極めてみるのも1つです。
ようやくAndroidユーザとも、Apple TV+の話ができるようになり喜ばしい限りです。
今週は、このあたりで、また来週。