現場の即戦力シリーズわかりやすい水処理設計

[表紙]わかりやすい水処理設計

紙版発売

A5判/204ページ

定価2,508円(本体2,280円+税10%)

ISBN 978-4-7741-4703-1

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この本の概要

排水処理設備の建設・運転に携わる現場の技術者に向けて,管理・維持しやすい環境づくりのための「技術を伝える」をキーワードに,水処理装置設計のエキスパートが執筆した実用書です。

水処理装置は,一般的には,排水貯留槽,凝集反応槽,沈殿槽または加圧浮上槽,生物処理,高度処理,薬品注入設備,および汚泥処理装置の各単位装置の組み合わせで構成されています。本書では,水処理方式の選択方法から,各槽の設計に必要な計算式の解説,設計のポイントがわかりやすくまとめられています。

水処理設備の設計事例としては,自動車製造工場,鉄鋼,食品加工工場,製油所,電子産業関連工場などが取り上げられています。業界の特徴的な水処理設備が紹介され,それぞれ特有の排水処理フローなどが,図表を使って平易に解説されています。諸計算例として,実際の設備の基本フロー,基本仕様,設計条件などが述べられ,設計計算が具体的に示されています。

こんな方におすすめ

  • 水処理装置の設計者
  • 水処理技術に関連する技術者
  • 排水処理設備の建設・運転に携わる現場の技術者
  • 水処理技術について勉強し知識を深めたいと志す人・研修生・学生

著者プロフィール

吉村二三隆(よしむらふみたか)

1945年長崎県生まれ。1969年鹿児島大学卒業。同年栗田工業(株)に入社。以来,排水処理設計部門に所属し,加圧浮上装置,連続活性炭装置,嫌気処理装置などの開発に従事。1999年より技術伝承グループのリーダーとして,社内のもの作り,知的技術のまとめと教育・研修を推進している。