ずかんシリーズずかん
宝石

[表紙]ずかん 宝石

紙版発売

B5判/136ページ

定価2,948円(本体2,680円+税10%)

ISBN 978-4-7741-5259-2

→学校・法人一括購入ご検討の皆様へ

この本の概要

“宝石”って聞くと,どんなことを思い浮かべますか?
「高価!」「私たちには縁のないもの」
こんな印象を持つ方,多いのではないでしょうか。確かに宝石は高価なものもいっぱいあります。でも,それはほんの一部のコト。
“宝石”というのは,鉱物の中の一つのカテゴリー。その裏には,とても奥深い世界が広がっています。

宝石はどのように生み出されるの?
宝石が翻弄した歴史秘話ってなに?
日常生活で使われる宝石ってどんなもの?

『ずかん宝石』は,他書とは違った切り口で宝石を徹底追求します。
鉱物的な話から,歴史や産業応用に至るまで,宝石にまつわる幾多の話を,コミカルなイラストとともにわかりやすくに解説。
宝石鑑別の現場や,採取・観察の方法まで網羅してあるので,自由研究は家庭学習にも最適。
しかも,掲載される宝石写真は,世界的宝飾コレクターの逸品を撮り下ろし。
写真を眺めるだけで嬉しい。読み応えも抜群。
親子を始め,マニアもナットクの一冊です。

『ずかん 宝石』のココを見てほしい

美しいカラー写真が満載! 眺めるだけでも楽しめる
コミカルなイラストで,内容がすごくわかりやすい
地学的な話から歴史秘話まで。追随を許さない圧倒的な内容
宝石のでき方もきちんと科学的に解説。調べ学習に最適!
採取・観察の方法や,宝石鑑別の話も。「観察&考察」する力が身につく

こんな方におすすめ

  • 宝石や鉱物に興味のある小学校高学年以上の方 地学好きには最高です
  • 美しい宝石の写真にうっとりしたい方
  • キラキラ好き!な方
  • マニアな方にもなっとくの一冊です

著者プロフィール

飯田孝一(いいだこういち)

日本彩珠宝石研究所所長。1950年生まれ。
1971年,今吉隆治に参画,「日本彩珠研究所」の設立に寄与。日本産宝石鉱物や飾り石の世界への普及を行う。この間,宝石の放射線着色や加熱による色の改良,オパールの合成,真珠の養殖などの研究を行う。宝石製造業,鑑別機関に勤務後,1985年に「日本彩珠宝石研究所」を設立。崎川範行,田賀井秀夫が参画,新しいタイプの宝石鑑別機関として始動。2001年,日本の宝石文化を後世に伝える宝石宝飾資料館を作ることを最終目的とした「宝飾文化を造る会」を設立。現在同会会長。2006年には天然石検定協議会会長に就任。終始,“宝石は品質をみて取り扱うことを重視すべき”を一貫のテーマとした教育を行い,“収集と分類は宝飾の文化を考える最大の資料也”という考えのもとに収集した貴重な「飯田コレクション」を,現在同研究所の小資料館に収蔵。